2008年8月30日土曜日

ModelBinderが素敵過ぎる

ASP.NET MVC Preview5の続き。

SingingEels : Model Binders in ASP.NET MVC

↑ここでサンプルダウンロードできるけど、DefaultModelBinderを派生させて独自Binderを定義しておくことで、Actionのパラメータをクラスの実体に置き換えることができるというもの。

とにかくダウンロードすればすぐわかるんだけど、少し解説。

まずはBinderのクラスを作成。これはDefaultModelBinderクラスを派生させましょう。 で、ConvertTypeメソッドをオーバーライドして、valueに入ってる値をdestinationTypeに変換してあげる。 例えば、ここのサンプルだとCustomersテーブルのID値をBase64にエンコードしたものをtargetCustomerという名前の QueryStringにしてActionLinkでリンクを生成して、そのリンクをクリックしたときのActionでCustomerクラスの実体が渡されるっていうものになってる。

this.Writer.Write(this.Html.ActionLink<HomeController>(c => c.Details(customer), customer.FullName));

↑これをIndex.aspx内で書いてて、リンク(aタグ)を出力してるんだけど、これの出力結果がたとえばID=1なら1をBase64エンコード('='は'_'に置換)して↓こうなる。

<a href="/Home/Details?targetCustomer=AQAAAA__" >Ivan Buckley</a>

これのアクション定義は↓。

public ActionResult Details(Customer targetCustomer){...}

んだけど、これはつまりデフォルトのルーティングをそのまま使うように変更してidという名前で渡すようにしてみるとですね、↓こうなるわけです。

アクション:public ActionResult Details(Customer id){...} リンク:<a href="/Home/Details/AQAAAA__" >Ivan Buckley</a>

これは、分かりやすくていいですよね。 型付きActionLinkで生成してるからIndex.aspxのほうは変更の必要なし。 わざわざアクションの中でIDからデータを取得するコードを書かなくても、MVCのハンドラがモデルに変換する処理をはさんでくれるというすぐれもの。 ただ、勝手に変換はしてくれないので、Global.asaxでModelBindersにどの型の変換をどのクラスで実行するかを登録しておく。

ModelBinders.Binders.Add(typeof(Customer), new MyCustomerBinder());

もう、楽しくてしょうがないね!